MISTAKE ECSTASY AFTER ~芳佳編~
バルクホルンさんとエッチした後、私はリーネちゃんの部屋にいた。
リーネちゃんはいつも通りかと思いきや、少し違っていた。
「………」
「どうしたの?リーネちゃん」
「…芳佳ちゃん、夜何してたの?」
「えっ…よっ…夜は…えっと…あっ…そうそう、一人神経衰弱やってたの!これがつまらなくてねえ~アハハ~…」
「…そう。そうなら良かった」
リーネちゃん、確実に何か疑ってる。
…まあ疑ってるも何も悪い事したのは私なんだけど…。
と思ったらリーネちゃん、今度は私の匂いを嗅ぎ始めた。
「ど、どうしたの…?」
「…ねえ芳佳ちゃん、夜、本当は何してたの…?…バルクホルンさんの匂いがするんだけど……」
…ヤバい…リーネちゃんの目に怒気が宿ってる…。でも顔はニッコリ笑顔…。余計に怖い…
「こっ…これは…」
「正直に言って?怒らないから☆」
私は覚悟して、夜あったありのままの事を話した。
するとリーネちゃんはますます笑顔になって…
「…芳佳ちゃんはモテるから。仕方ないよ」
「……怒らないの…?…私、成り行きとは言え、バルクホルンさんと…」
「正直に言ってくれたから。私、正直な芳佳ちゃんは好きだよ?」
「リーネちゃん…」
良かった…。私の恋人がリーネちゃんで…。私のこんな愚行を許してくれるなんて、まるで女神様の様…!
「…でもね、芳佳ちゃん。私やっぱり悔しいのは悔しいんだよ。私の知らないうちに誰かとエッチしてたと考えると…。そこで、私は芳佳ちゃんに一つ罰を与えるよ」
「罰…?」
すると、私はベッドの上に押し倒されて…
「今日一日中、私の相手をする事。それが罰だよ」
「い、一日中…?」
「そう、一日中。…休む事なんて許さないから。バルクホルンさんの匂いが取れるまで愛してあげる☆」
「えええっ!?」
そして私は耳元でリーネちゃんに囁かれる…。
「芳佳ちゃん…メチャクチャにしてあげるね…♪」
《翌日
「よし!!訓練を始める!…ん?宮藤はどこ行った?」
「芳佳ちゃんは腰を痛めているそうです」
「あの歳で腰痛か…まったく…」
《芳佳の部屋
「…リーネちゃん……激しすぎ……」
私はリーネちゃんが激しすぎるせいで腰を痛めてしまった…。
…リーネちゃん、ごめんなさい…。
END