MANIPULATE APHRODISIAC


……出来た。これでトゥルーデは私のモノだわ。
これを使えば、トゥルーデは…。

―――MANIPULATE APHRODISIAC―――

私はトゥルーデを落とす為に媚薬を開発した。これを開発するのに3ヶ月も費やした。
これで、トゥルーデを…!

「おっ、これはなんだ、ミーナ」
「みっ、美緒…ジュ、ジュースよ、ジュース」
「そうか、ちょっと飲ませてくれ。ちょうど喉が渇いてるんだ」
「えっ…ちょっ、それは…!」

飲ん…じゃった…。

「ん…ちょっと苦いな…」

あれ、効いて無い…。
おかしいわね…。ちょっと飲んでみよう…。

…ん…あれ、身体が…熱い……しまった…コレは……

「ん?どこ行くんだ美緒」
「ちょっと…トイレ…」

…そうだ、このまま、トゥルーデの所へ行けば……
う…身体が…疼く…。
トゥルーデが欲しい……


《トゥルーデの部屋

「どうした!?ミーナ、具合悪いのか!?」
「トゥルーデ………ごめんなさい………」
「え…?ミー…」
「んっ…んんっ…」

私は身体の疼きのままに、トゥルーデに深いキスをした。
トゥルーデは驚きのあまり、目を見開いていた。
私は存分に、トゥルーデの口内を味わう。舌と舌を絡め取り、トゥルーデを愛する。
「ぷはっ…トゥルーデ……甘い…わ…」
「ミー…ナ……」

そして長いキスを終える。私達の間には、銀色の橋がかかる。


私達は戸惑うばかりのトゥルーデを押し倒す。怯えた目をしたトゥルーデは小動物の様で、私の嗜虐心を煽るだけだった。

「ミーナ…なんだいきなり…」
「トゥルーデ…貴女が…欲しいの…身体が疼くの…お願い…一度でいいから…」
「ミ、ミーナ…」
「抱かせて欲しいの…」
「ミーナ…ちょ…」

私はトゥルーデの返事を聞くまで待てずに、トゥルーデの服を脱がし始めた。

「トゥルーデ…キレイな肌…んんっ…」
「ミーナ…胸は…やめろっ…ミ…ナ…ッ…」

私はトゥルーデの胸を攻め立てる。トゥルーデったら普段聞かせないような声を出して…

それが余計に可愛くて…。

もっと、したい…。


「トゥルーデ…もっと、したい…。いいかしら…?」
「ミッ…ミーナ…もう、やめてくれ…」

トゥルーデは必死に懇願する。トゥルーデの泣き顔…とても可愛い…。

でも、やめてあげない。
私の身体の疼きが収まるまで…ね…♪

「イ・ヤ・だ・♪」




…ん…?…ちょっと頭がクラクラするけど、意識はある。…私、何をしていたのかしら?

…服が散らばってる。それにここは私の部屋じゃない。
そして横にいるこの人は誰…?

「…ミーナ……」
「トゥ、トゥルーデ…!?」

って泣いてる…!?

「ミーナ……お前に奪われるとはな…少しショックだ……」

…思い出した。私は媚薬を飲んでそのまま、ここに来たんだった…。
…っていう事は私、トゥルーデを…

ああ…私は何て事を…!!

悔いてもどうにもならない事を今更悔やむ。
トゥルーデの言葉から察するに私はトゥルーデの全てを奪ってしまったみたいだ。

「ご、ごめんなさい……!トゥルーデ…!!」
「……」

黙ったまま…。やっぱり怒ってるわよね……。はぁ……。
私が頭の中で後悔の念を巡らせていると、トゥルーデが口を開いた。

「…責任…取ってくれるんだろうな…?」
「え…?」
「私を奪った責任…取ってくれるよな…」
「トゥルーデ…こっ、これはっ…」

すると私はトゥルーデに強く抱き付かれて、耳元で囁かれた。

「…朝まで愛してくれ…ミーナ…///」

トゥ、トゥルーデが壊れた…!?
…でも願いが叶ったから、これはこれで結果オーライなのかしら…?

そして私は、トゥルーデの宣言通り、朝まで、愛する事にした。

…そういえば、美緒は大丈夫かしら…?





「坂本さん…私、もう…ダメです…///」
「まだだ、宮藤…私の身体はまだ疼いたままだ…もっと…しよう…」
「坂本さぁん…坂本さ…ああっ…///」



END


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