湯煙につつまれて


長年の想いを確かめ合ったたエイラとサーニャ
二人の気持ちは通じ合った
そして変わらぬ二人の幸せな日々は続く

~お風呂場にて~
サーニャ「ねぇ…エイラ…頭…」
エイラ「…うん…目ぇちゃんと閉じてロヨ」
サーニャの頭を洗ってあげるエイラ、いつもと変わらぬ風景だ

~湯槽にて~
一方それを眺める他の面々
一見、今までと何ら変わらぬ二人だけど…
(お決まりのキョウダケダカンナーの一言がない!)

シャーリー「ふ~ん、やっとかー長かったなー」
ルッキーニ「ふにゅ?やっとってなーんのこと?」
エーリカ「ニヒヒ、エイラとサーニャの、ごりょーにん!のコトだよ」
ルッキーニ「にゃにが?ぜーんぜんいつもんとかわんないよ???」
シャーリー「しっかし、あのエイラがね~」
エーリカ「案外痺れを切らしたサーニャから仕掛けてたりして」
シャーリー「それはあれか?同じ小悪魔としての感ってヤツか?」
ルッキーニ「ねぇねぇ、ねぇ~てば~」
エーリカ「そんなんじゃないけどさ、あのエイラだよ~」
シャーリー「いやあいつはやる時はやる奴だ、私はあいつの男気を信じるね」
ルッキーニ「じぇ~んじぇんわぎゃんにゃい!!!」
エーリカ「お子様にはわかんなくていいコトだよー」
ルッキーニ「にぃぎぃぎぃぃ~」
シャーリー「ルッキーニは今のままで十分かわいいよ、よしよし(ムギュ)」
ルッキーニ「むふゅぅ~」

芳佳「ねぇリーネちゃん私もよくわかんないんだけどいったい何の話かな」
リーネ「さ、さぁ…私も…よっよくわからないから」
リーネは嘘をついた、必死に嘘をついた
もしも私と芳佳ちゃんも…などという妄想は悟られてはならないのだ

ゲルト「おまえらいいかげんにしろ!不謹慎だぞ!」場の空気に耐えられず小声で叫ぶ、これは悲劇の序曲となった
エーリカ「そ~ゆ~トゥルーデも、うらやましーとか思ってるんじゃないの~?」
(↑注:本当はトゥルーデの事が好き)
ゲルト「ばっ馬鹿を言え!私はだな!(芳佳をチラ見)」
芳佳「???」
リーネ「!!!」
シャーリー「よっヘタレ師匠!弟子の幸せくらい素直に祝ってやれよ~」
エーリカ「ガンバレ!お・ね・え・ちゃん(←さりげなく)」
一同「あっはっはっは!(笑)」
ゲルト「おっ…おまえら!」
芳佳「???」

~再びシャワーの前にて~
ゴシゴシゴシゴシ(頭を洗うエイラーニャ)
エイラ「…(バレてないヨナ、バレてないヨナ)」
サーニャ「うぅ…し…しみるぅ…」

~食堂にて~
同じ頃、アールグレイとスコーンを楽しむ三人
ミーナ「ところで美緒、私の感だとエイラさんとサーニャさんがお付き合いを始めたみたいね」
美緒「ん?黙認してやれ、あいつらもそれ位の幸せでもなけりゃやってられんさ」
ペリーヌ「そうですわよね!流石です!流石ですわ坂本少佐!…あっ」

美緒を挟んでミーナとペリーヌは最後の一個の奪い合いになった
ペリーヌ「あら失礼致しました、隊長どうぞ」
ミーナ「あら?気にしなくていいのよ、スコーンくらい差し上げるわ、スコーンくらいね」
美緒「わっはっはっは、遠慮などするな、なんなら私のをやろう、食いかけですまんが」
ミーナ&ペリーヌ「!!!」
美緒「ん???」

まったく扶桑の魔女ときたらどの娘も天然というか鈍感で
~おしまい~


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