私だって甘えたい時がある


私だって甘えたい時がある・・・

私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケは陰鬱な気分だった・・・・
そんなところに美緒が飲もうといって扶桑のお酒を持ってきた
ネウロイの接近もないのでちょっとした飲み会状態になっていた


「なんだか最近ねー」

「この隊長ってこんなにつらいのね~」

「唐突だな、ミーナ」
「しょうがないじゃない・・・美緒は知らないかもしれないけど」
「何かあったのか?」

「うん・・・・まあ・・・・いろいろとね」

「気にするな、私が不満を聞いてやってもいいぞ?」


美緒はこの後もうミーナに酒は飲ませないと誓うことになる・・・・


「なんなのよ~呼びつけて予算削減とか何とかカントカ言い出して~」

やばい・・・・飲ませすぎた?

「最近一部隊員からなんでジャガイモばっかりなんだとか明らか誰かが作ってるワインとか日本酒とか!」
「ギクッ・・・・・」

これは・・・・ていうか私の内職ばれてる?

「最近隊員はおろかネウロイまで規則が乱れてきて~」
「それは単に予測が外れてるだけ・・・・」
「あーもうそんなことはいいの!」

あー、また瓶開けてる・・・・5本も持ってくるんじゃなかった・・・・


20分後

「美緒~もっろもってきへ~」
「いや・・・・もう飲み干してますよ?中佐殿?」

もう私は声が上ずってしまっていた

「美緒?」
「はい!?」

「抱いて?」

「はぁ?」




今なんと言った?

私の答えも聞かず抱きついてくるミーナ

「ちょっと待って・・・・きゃあっ」

背筋をなぞられもう抵抗もできなかった

「懐に飛び込まれたらろうしようもないわよね~」
「うわ・・・やめっ」

だめだっこのままじゃ私のいろいろなはじめてが・・・

「はぐっ!!!」

なんだ?ミーナは私の胸にうずくまるように倒れた

「ふー危ない危ない・・・」
「ハルトマン!どういうことだ?」
「あー、ミーナは酒癖悪くて~昔はトゥルーデとかがその毒牙にかかってたからね~ちょっと眠らせてみました」

ハルトマンは吹き矢を持ってニコニコ笑っている

「あー、わかった・・・下がっていいぞ?」

ちなみにミーナはその後あのときのことは覚えてないそうだ・・・


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