無題
ルッキーニは、ゲルトがいつも風呂に来るたび体に作ってくるあざが気になっていた。
それは叩き痕だったり、ムチで叩かれたと思われる痕だったり、縛り痕がついていたりする。
お子様ルッキーニはSMなど知らないから、ゲルトは誰かにいじめられたのかと思った。
「おはよ」ルッキーニがにこやかに挨拶した。
「おはよう、ルッキーニ少尉」ゲルトが挨拶で返す。
どうやら昨日はよく寝てないらしい。
目の下に濃い隈ができている。
「おはよう・・」エーリカも疲れているようだ。
彼女も眼の下に濃い隈ができている。
ミーナはエーリカを見つけると、呼び止めた。「ハルトマン中尉おはよう、昨日はどんなプレイをしたの?またあざとか作ってないでしょうね?」
ミーナがやや厳しげにいった。
彼女はうぶだが二人がSM愛好者であることを知っているのだ。そこで彼女は手当て藩なのだ。
「昨日は縛ってもらったよ」エーリカがうれしげにいった。
「まったく・・・あなた達ほどほどにしないと・・・・」
隊長ウィッチは呆れてため息をついた。
「だって、私らは虐めて虐められることによって性的快感を得るんだよ。私はトゥルーデに叩いてもらったり縛ったりしてもらうのが堪らないんだ。
おしっこを飲んだりとかね」エーリカがいった。
ゲルトもうなずき微笑を浮かべた。
「あんまりやりすぎると体に毒よ」ミーナが半ば怒った。
エーリカは、ゲルトと飛行訓練のアレンジを考えながらいった。「今度の訓練、出撃前にお尻を蹴り飛ばして発進するのはどう?、トゥルーデ」
すっかり、ふたりだけの世界だ。
「ちょっとやりすぎじゃないか?///そんなこと云われたらますます虐めてほしくなってきたぞ」ゲルトがもじもじしながらいった。
「今夜もたっぷり虐めてあげるよ。トゥルーデ」エーリカはゲルトにちゅっとキスした。
その日の夜。
「トゥルーデ、今日はどんなプレイがいい?」エーリカはもう虐めるということで興奮している。
ゲルトも虐めてくれるということで興奮しながらいった。
「今日はスパンキングな気分だから私のお尻を叩いてくれ」ゲルトが四つんばいになった。
エーリカがムチを取ろうとした。
「ムチじゃなくてエーリカの手がいいんだ・・」
エーリカはムチを取る手をやめながらいった。「うん、そうだね」
二人はスパンキングを始めた。エーリカがゲルトの尻を手で何度も平手打ちする。
ゲルトはそのたびに感じて、可愛い喘ぎ声を漏らした。
「どうした?トゥルーデ。もうこんなに濡らして・・・・」
エーリカの小さな手の平が思いっきり花園の上を直撃し、衝撃は背骨を通ってストレートにゲルトの脳に至った。
ふたりは高ぶった。
ゲルトは興奮した。
そして云った。「今度はムチで叩いてくれ・・」その顔はすっかり快感で上気している。
エーリカも興奮して顔を上気させながらなめし皮のムチを取り、ゲルトのやわらかい尻を打った。
その度に気持ちよがり、ゲルトは何度も鳴いた。
「このゲスブタ・・」エーリカは興奮して言葉で虐めた。
「そうだ、私はゲスブタだ・・」ゲルトも云った。
「あうぅ・・はひっ・・///////」
ゲルトは体をくねらせて喘いだ。
その仕草がエーリカをもっと興奮させる。
エーリカは思わずゲルトの体を抱え、もっとめちゃくちゃに叩き始めた。
重かったが、そうするだけの価値はあった。
ゲルトのやわらかい体にムチがめり込むのが間近で見えたし、抱え上げてむち打つことでゲルトの身体的苦痛が高まった。
やがて二人は快感によってそれぞれ達した。
エーリカがいった。「ちょっとトイレ行きたい」
ゲルトは体を起き上がらせて法悦そうにいった。「エーリカのおしっこ、飲みたい・・」
「どうしようもないトゥルーデだな、全く・・」エーリカは既に便器のように口をあけているゲルトの口向かって尿を発した。
ゲルトの小さな口にはおさまりきらず、尿が口端からどんどんこぼれる。
ゲルトは眉間に皺を寄せて、必死に飲み干そうとしていた。
「全部飲むよね」エーリカが怒鳴った。
ゲルトはうれしそうにエーリカの尿を全部飲み終えた。
「エーリカのおしっこ美味しかったぞ」その顔は満足そうだった。
二人の愛し方は異常に見えるかもしれないが、これが二人の愛し合い方のスタイルなのだ。
主人と奴隷とスタイルを持つことによって愛が深まるのだ。