キャサリン・オヘアの手記
キャサリン・オヘア少尉(当時)
リベリオン海軍航空母艦レキシントン所属第3戦闘中隊所属
「第507統合戦闘航空団」の前身であった「スオムス義勇独立飛行中隊」
通称「いらん子中隊」創設期メンバーの一人である。
リベリオン製ストライカーの特性を生かし、主に防御を受け持つことが多かった。
発見された彼女の手記は主に壊したストライカーユニットのことが書かれていたが、
ある日を境に、その記述が大きく変わっていた。
スオムス転属の日からの手記は・・・
○月×日
スオムスは寒いネ。新しい隊長はとてもキュート。
それよりも、もっとキュートなリトルガールがいたネ。
名前はウルスラ。こんな小さい娘が・・・戦争はいやネ。
○月×日
扶桑人、厳しいネ。ついていけない。
隊長もオロオロしてるネ。
○月×日
ネウロイが攻めて来た。
そのとき、ブリタニアの少尉さんと飲んでたね。ウルスラもいたネ。
○月×日
ウルスラは相変わらず本ばっか読んでるね。
カードに誘ったら「うるさい」といわれたネ。
○月×日
ウルスラの本を読んでみたネ。読めなかったネ。
○月×日
ウルスラが「手伝って」と誘われたネ。
○月×日
ウルスラのロケットでネウロイの爆撃機を落としたネ
私は見てたネ・・・成功したときのウルスラの顔を・・・
笑顔だったネ・・・とてもキュートだったネ。
○月×日
わたし、あの笑顔を守るネ。
だからもう壊さない。
これらの手記はごく一部を抜粋したものである。
手記の中の「ウルスラ」とは、同じく創設期メンバーの一人である
ウルスラ・ハルトマン曹長(当時)であると思われる。