たまには幸せなペリーヌ~もっさんの日記より抜粋~
―――――――――――――――――――○月※日 晴れ
朝の訓練中、今日もペリーヌがおにぎりを作って来てくれた。
うん、美味い。
これならペリーヌは良いお嫁さんになれるなと冗談で言ったら、ペリーヌの奴、「嫌ですわ、坂本少佐。わたくしは坂本少佐のお嫁さんですわ!」だと。
アッハッハッ!言ってくれるな!
まったくストレート過ぎて聞いてるこっちが恥ずかしいくらいだ!
―――――――――――――――――――#月Ω日 曇り
私がペリーヌと付き合い出してから、ミーナの様子がおかしくなった。
一体どうしたんだと聞いても「貴女の胸に手を当てて聞いてみるがいいわ!」としか言わない。
…本当にどうしたんだ…?
…まさか、ミーナ、ペリーヌの事が好きだったのか…?
もしそうだとしたら、非常に申し訳ない事をした。
今度、ペリーヌの写真でもプレゼントするか。
―――――――――――――――――――※月♀日 晴れ
今日は元旦。実にめでたい。
しかしブリタニアには神社というものは無いらしい。
仕方ないので、隊でお参りをする事にした。手作りの賽銭箱を用意して、そこでお参り、という方式だ。
みんなそれぞれの願いがあるのだな。
必死に願っている者がいたりと、見ているだけでかなり面白い。
…私の今年の願いは…
勿論、ペリーヌと幸せに過ごす事だ。
去年はペリーヌと付き合い出して、ペリーヌのいろんな所を知る事が出来て幸せな年だった。
勿論、今年もそれは変わらない。
寧ろ、去年よりも幸せで、尚且つ、いつまでも新鮮な想いでペリーヌに接する事が出来るように。
横を見れば、ペリーヌは何かを必死に願っている。
まったく、ペリーヌの奴は横顔すらもこんなに可愛い。
…少し、悪戯をしたくなるじゃないか。
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「ペリーヌ」
「なんですか?少佐」
私はペリーヌの頬にキスをする。
優しく、甘く。
「少…佐…///」
「…今年も、よろしくな。ペリーヌ。」
「はっ…はい…今年もよろしくお願いいたしますっ…少佐っ…///」
私はペリーヌの肩を掴み、自分の方へ寄せる。
「愛してるぞ、ペリーヌ」
「~~~~~~~~//////////////////」
「うわあ、凄いね、リーネちゃん///」
「そ、そうだね、芳佳ちゃん///(いいな、私もあとで…!)」
「アハハ、あの二人、ラブラブだね、トゥルーデ!私達も真似してみる?」
「…!こっ、断るっ…!//////」
「今年も良い年になるといいナ、サーニャ」
「…うん、そうだね…(いつまでも、いっしょに…)」
「シャーリー!今年もよろしくね~!(と言いつつシャーリーの胸に顔を埋める)」
「おお、ルッキーニ!あたし達は永遠にラブラブさぁ~♪(今年こそはルッキーニと初セッry)」
「美緒が私のモノになりますように美緒が私のモノになりますように美緒が私のモノになりますように美緒が私のモノになりますように美緒が私のモノになりますように美緒が私のモノになりますように…」
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今年も楽しい年になりそうだな。
今年もみんなに幸せが訪れますように…。
END