first cross


「なあルッキーニ」
「なにシャーリー」
「姫初めってのやらないか」
「姫初めってなに?」
「なんか扶桑に伝わる風習みたいなモノなんだってさ」
「ふーん。でなにやるの?」
「うん、なんでも年の初めに夫婦(またはそれに準ずる関係の人)と交わる、って事らしいんだけど」
「交わるって?」
「エッチのこと」
「ウニャッ…!!///////////////」
「おーおー、顔なんか赤くして」
「えっち!シャーリーのえっち!」
「ちょっと物投げるなって!別に今更嫌がる事じゃないだろ!?
あたし達もう既にそんな関係じゃんか」
「だ、だからって新年早々そんな事言わなくても…////////////」
「いや、なんかめでたいじゃん。年の始めの姫初め。一年に一回しかないんだぞ?
激しく交わろうぜ、ルッキーニ」
「…なんかシャーリーの目、ギラギラしてるんだけど」
「いやあさ、しばらくお前とシてないからさ、いろいろ溜まってんだよ」
「……」
「だからさ、ルッキーニ。シないか、姫初め」
「…分かった。シャーリー言い出したら聞かないから。そのかわり優しくしてね」
「おっしゃ!じゃあ早速しようぜ!」
「ちょっと…そんな無理矢理押し倒さなくてもっ…!!////////////」

「あ、ルッキーニ」
「なにシャーリー」
「優しくは出来ないかもしれないから」
「ええっ、なんでっ…!?」
「さっきも言ったけど、久しぶりだからかなり溜まってんだよ。
ただでさえお前相手だと抑えが効かないのに、こんな状況となると…ね」
「ちょっとシャーリー痕つけないでぇっ…!」
「大丈夫だよ。服で見えない部分にやるから」
「シャー…リー…ッ//////」
「…好き、だよ…ルッキーニ……可愛い…あたしだけの…可愛いルッキーニ…」
「シャー…リー…もっと…優しく…して…//////」
「…ごめん…無理…あたしもう止まんない……今夜はもう…逃がさない、から」
「ウニャア…シャーリー…////////////」

―――――――――――――――――――
翌朝

「ウニャ~…おはよー」
「ああ、おはよう」
「…あれ、大尉しか起きてないんだ」
「ああ、まったくみんな正月ボケでもしてるんだろう」
「…あれ、大尉の首筋。なんか赤くなってる」
「…お前の首筋も痕だらけだぞ」
「…大尉も大変なんだ…中尉ってよっぽど激しいんだね…」
「そういうお前こそ…よくリベリアンの相手を出来るな…」
「シャーリーが(性的に)本気になった時ってあたしでも止められないから…大変で大変で…」
「私もエーリカの相手をするのは大変でな…まったくアイツは(性的に)魔神みたいなヤツだよ」
「…お互い大変だね…」
「…ああ、まったくだな…」

END


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