ペリーヌ扶桑へ。その後


○お風呂
「すまないペリーヌ。風呂に入りたいのだが、手伝ってくれるか」
「わ、わたしがですか?そんな心の準備が…」
「わっはっは!!何を恥ずかしがっている。女同士ではないか」
「は、はい…(ポッ)」


○ゴボウ
「坂本さ~んペリーヌさ~ん、晩ご飯できましたよ~」
「何ですのこの木の根っこみたいなの。扶桑はこのようなものも食べてますの?」
「それはゴボウといってな、私の大好物だ。歯ごたえがたまらないぞ」
「早速いただきますわ。ガツガツガツ…うっ…みずぅ、みずぅ…」
「わっはっは。私の分も分けてやろうか」


○もんぺ
「何ですのこのみすぼらしい格好は」
「だって、この方が動きやすいし汚れても平気だよ」
「誇り高きガリア貴族のこの私が…」
「お、ペリーヌ、もんぺ姿もよく似合ってるぞ」
「はい~我ながらそう思いますわ」



○布団
「全く、扶桑にはベットもありませんの?直に床に寝るなんて…」
「この部屋なら、布団3枚引けそうだな」
「はい。これで3人一緒に寝られますね」
「布団最高ですわ!!」


○はし
「ん…うまく持てませんわ」
「どれ、私が教えよう。これはこうして…」
(し、少佐の胸があたってますわ…)


○眼鏡
「それにしても、扶桑にはいいメガネはおいてありませんのね」
「しょうがないですよ。ガリアやブリタニアとかと比べて、種類も少ないですから」
「………」
「どうされました坂本さん」
「いや、何でもない」
(日頃の礼に、ペリーヌに眼鏡を買ったのだが、気に入ってもらえないか…)


○修行
山寺にて、正座で精神統一をする3人
(正座って、こんなに足がしびれますのね…)
30分後
「宮藤は辛そうだな。ペリーヌはよく頑張っているな」
「も、もちろんですわ」(ダメ…もう限界…)
「坂本さん、もう我慢できません…」
ペリーヌの足の方に倒れ掛かる芳佳
「キャアアアアアアアア!!!!!」
ショックでペリーヌが電撃を放ち、真っ黒こげになる2人


○抱っこ
階段を上ろうとして
「ペリーヌさん、車椅子は私が持ちますから、坂本さんをお願いします」
「わ、私が坂本さんをっ!!」
「悪いな2人とも」
結局、お姫様抱っこで少佐を抱える
(し、少佐の身体って、引き締まっていて美しい…それにいい匂い…)
「どうしたペリーヌ?私が重いのか」
「そそ、そんなことはありませんわ!軽くて引き締まっていて、美しいですわ」
「わっはっは!!ペリーヌは口が上手いな」
(ホントのことですのに…)


○食事その1
夕飯の仕度をするペリーヌ
「宮藤さんから教わったとはいえ、ご飯を炊くのは難しいですわ」
頭に三角巾を巻き、もんぺ姿で竹筒で釜に息を吹きかける
「さあ、そろそろですわね」
お釜のフタをあけようとすると
「熱っ!!」
「大丈夫かペリーヌ」
「はい、ちょっと火傷をしただけ…えっ」
火傷したペリーヌのひとさし指を口にくわえる少佐
「よし、あとは水で冷やせば平気だ」
「少佐が…私の…きゅうっ」(バタッ)※顔が真っ赤
「どうした、何があったペリーヌ」


○食事その2
トントントン…(夕飯の仕度をする芳佳)
「宮藤さん、ちょっとお願いがありますの…」
「どうしたのペリーヌさん」
「私にも扶桑の料理を教えてもらえないかしら」
「いいですけど、なんで急に?」
「そ、その、少しでも少佐の役に立ちたくて…」
そして夕飯
「お、今日の味噌汁は味が違うな…」
(えっ、少佐のお口に合わなかったかしら(ドキドキ))
「だが、これはこれで美味いな」
「やりましたわ宮藤さん!!」
「おめでとうペリーヌさん」(手をつないで喜ぶ二人)


夢オチ
「わっはっは!ペリーヌ、今晩は寝かさないぞ」
「はい!喜んでお供しますわ」
………
チュンチュン…
「と、いう夢を見ましたわぁ」(ニコニコ)


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