スオムス19xx サーニャがおっぱ(ry
スオムスの冬は寒い。
寒さは人の温もりを恋しくさせる。
…………。
夜間哨戒明け。
高緯度地方の冬の夜は長いから、
よく暖房の聞いた部屋、いつものようにエイラのベッドに滑り込もうとしてちょっと考える。
真っ暗闇の中だから、明るい朝とはちょっと自分の調子が変わるのか、あまり眠くない。
なので、倒れこんで寝るだけじゃなくてちょっと頑張ってみる事にした。
でも、がんばるっていってもどうしよう?
エイラには私の気持ちが伝わっているのかどうなのかがいまいち分からないから、積極攻勢に出るべきだというのは分かってる。
で、積極攻勢って一体どうしたらいいんだろう?
私の国だと徹底的に重砲による予備砲撃を行ってから新劇を開始するんだけれど、この場合そのドクトリンは応用できそうに無い。
あとは……色々と思い返してみる。
傍目にも両思いの仲良しさんって言うとシャーリーさんとルッキーニちゃん、芳佳ちゃんとリーネさんかな。
二組の共通点は……。
スキンシップ?
おっぱい?
と、考えに至ってから自分の胸を触ってみる。
オラーシャの年頃の女の子としては、小さい方な気がする。
それでも501の頃は下にペリーヌさん、芳佳ちゃん、ハルトマンさん、ルッキーニちゃんがいたけれど、スオムスに来てみたらボーイッシュな人が多いのにみんな私より大きい気がする。
エイラも芳佳ちゃん程じゃないけれどおっきいのが好きみたいだから、私の事をどう思ってくれてるのかよく不安になる。
あ、こんなに沈んだ気持ちになっちゃいけない。
エルマさんも言ってた。ポジティブシンキングだって。
やっぱり、スキンシップかな?
構図としては、おっぱいの大きい娘の方が小さい娘の方を甘えさせている感じになるはず。
ちょっと、やってみよう。
寝相のいいエイラの右側からベッドの入り、そっと膝立ちになる。
エイラを起こさないように毛布をはだけてからその肩のラインより下の辺りの両側に手を付き、身を沈めていく。
外から帰ったばかりの私の頬はまだ冷たいからきっと触れたらエイラを起こしてしまうけれど、後先の事を考えるのはやめてまずはそのやわらかそうな谷間へと降りてみようと思う。
素肌の部分が触れた。
あったかい。
ひっ、と言う声が上がってエイラが目を覚ます。
その気配と引き換えに温もりを得た私は一気に夢の中へと落ちていく。
だって、ここに素肌同士で触れ合う事がこんなに心地いいなんて知らなかった。
明日はもっと温もりが欲しいよ、エイラ。
…………。
昨日は芳佳ちゃんやルッキーニちゃんの味わっていた幸せを実感する事ができた。
凄く幸せな気持ちになれたから、今日はもっと冒険してみようと思う。
具体的に言うと、もっと素肌同士を触れ合わせたい。
それには胸を覆う布が邪魔だから取り外してみよう。
昨日と同じ様にエイラの部屋に辿り着いてからベッドへ登り、静かに毛布をどける。
まだ冷たい指先でエイラの素肌に触れないように注意しながら、その胸元を覆う余計な布を慎重にとり除く。
私の目論見は成功し、エイラの形のいいおっぱいが部屋の空気の中に晒される。
薄明かりの中、私は観察する。
雪の様に白い肌と、その頂点に佇む淡いピンクの可愛い乳首。
私みたいに子供みたいに小さいそれだと大きいのが好きなエイラにとっては興味の対象から外れてしまうのは仕方の無い事かもしれないけれど、だからと言ってまだ諦めたくは無い。
好きな人に揉んでもらったりすると大きくなるって話も聞くけれど、揉んでもらう為にはまず興味を持ってもらわないといけないよね。
うう……見比べてから自分の胸に手を置いて、また気持ちが沈む。
ダメダメ、サーニャ。ポジティブシンキング。
さぁ、エイラから温もりを貰って今日もぐっすりと休みましょ。
またその両側に手を付いて身体を近づけていく。
今日は私の冷たい頬全体がエイラの素肌に触れていく。
うひあ! と、昨日よりも派手な声が上がってエイラが目を覚ます気配。
昨日よりもいっぱいの体温を貰った私はあっという間に夢の中へ。
明日はもっと触れ合おうね、エイラ。
…………。
はだけた胸を見下ろしながら物思いに耽る。
昨日まではほっぺで触れてその冷たさで体温を味わって、エイラの目覚めと引き換えに私が安らぎと眠りを得てきた。
でも、エイラには昼のお仕事があるんだから、毎日こんな時間に起こしちゃいけないよね。
だから今日は予め温タオルを使って頬を暖めてきた。
考えてみると手も温まっているから、手で触れてもエイラはおきないよね。
手で……触ってみようかな。
逡巡の後に思い切って右手を伸ばしてみる。
人差し指だけを立てて恐る恐る、つんと乳首に触れてみる。
部屋の空気は外に比べれば暖かいとは言え、一般的には冷気と言ってもおかしくない温度。
そんな大気に晒されたせいでピンクの先端は少しだけ硬くなっていて、見た目よりもしっかりした感触が返ってくる。
左の手を自分の胸元へと差し入れて直接指で触れてみる。
なんだか頼りないのが悲しい。
それよりも、ドキドキしてくる鼓動の方が気になった。
そうして胸の奥から湧き上がってくる衝動に従って次の行動に移る。
両方の人差し指を「うんめいせ~ん」の要領で立ててから改めてつつき、押す。
んっ……と、エイラが悩ましげな声を上げた。
なんだか、私の見たことのない表情かも。
ドキドキが加速する。
このままじゃ眠れなくなっちゃいそう。
でも、こんな状態を長く続けたらエイラも風邪引いちゃうよね。
大丈夫だよエイラ。
二人で体温を逃がさないようにしましょ。
エイラの胴体をまたいで膝立ちをしてから毛布を自分の肩まで引き上げて、温タオルからのしっかりとした熱を保ったままの手でエイラのおっぱいに触れる。
私の小さな手にも誂えたかのように程よく掴める大きさの形もよくて張りもあるエイラのおっぱい。
手で触れて、寄せてその温もりで両の頬を包むようにして顔を埋めていく。
眠れなくなるなんて杞憂だった。
やさしい体温はすぐに私を深い安らぎへと連れて行ってくれた。
…………。
夕べのように冷えた所を暖めた状態でエイラの部屋へ。
3回目ともなるとだいぶ脱がす事にも慣れてきた。
目の前のエイラは無防備な姿を晒していて、私はエイラを跨いで膝立ちをしながらその素敵な身体を見下ろしている。
冷静になった考えると、結構凄い事をしている気がする。
今日の飛行中、毎晩の感触を反芻していたら思い至ってしまった。
私、顔をそこに埋めた時、その胸の谷底へとキスしてる。
いつもなら私には谷間が無いよねって落ち込んでしまうところだけれど、そんな事が吹き飛ぶくらいに心の中で何かが盛り上がってる。
もしかしたら今、私は芳佳ちゃんやルッキーニちゃんと同じ表情をしているのかもしれない。
胸の奥のドキドキに誘われるままに両胸に手を伸ばし、やさしく掴む。
指を動かす。
手のひらを動かす。
強弱と抑揚をつけた動き。
それは、揉むという行動に他ならない。
はぁっ……と、エイラの顔が上気して喘ぎに近い声を上げる。
私のお腹の下のほうがなんだかキュンとしてくる。
雰囲気に飲み込まれて、ぼうっとする。
そして思い出す。
キスと言う行為。
胸の谷間へとそうしたのだから、他の場所にそうしても、同じ……だよね?
心の中で誰にでもなく問いかけてから胸へと顔を近づけていく。
淡く、硬く、柔らかいピンク色の乳首の先端を凝視。
多分私今より目になって変な顔になってる。
そんなことを考えても冷静になんてなれず、唇を半開きにして異質な口づけへと備え、最期の数センチの空隙を越える。
唇に触れ、唇で甘くくわえ込む。
ひぃん……と声が上がる。
多幸感に酔いしれながらも心のどこか冷静な部分が歯を立てないよう細心の注意を払ってる。
甘いでもしょっぱいでもなくてエイラの味のする乳首をついばむ。
始めは右、次に左。
ドキドキを感じる。
その鼓動が自分のものだかエイラのものだか判別が付かなくなってきて、気がつけば腰が砕けてエイラの上にぺたんと座ってる。
エイラ、おきちゃうかな?
でも、この幸せな感触をずっと味わって居たいと思った私は、エイラの左の乳房の頂点へとしゃぶりついたまま眠りに付いた。
明日は、エイラからどんな温もりをもらえるかな?