starry sky
ハ~イ今夜も「STRIKE TALKING RADIO」始まりマシタ~。
DJ兼MC、パーソナリティのエイラ・イルマタル・ユーティライネンでス。皆聴いてるカナ?
この番組ハ、サーニャのレーダー魔導針を通しテ、全世界の悩めるウィッチに秘密のラジオとしてお伝えしているンダナ。
夜間哨戒のついでじゃないカラナ? さて今夜はサーニャと二人っきりでお送りするゾ。
ああ~嬉しいヨ、サーニャ。
「もう、それは良いから……お便りは?」
ああ、お便りお便りット。じゃあ早速、504JFWの……ってチョット待てヨ。
「エイラ、確か504って……」
エライ事になってる筈だけど良いのかナァ……まあ読むゾ。504JFW所属「赤のウィッチ」さん。
『エイラさん聞いて下さい。私の親しい仲間なんですけど、寝てる時に変な癖が有るんです。
寝てる時、私の……おっぱいの先の部分をクリクリしてくるんです』
またダイレクトな書き方なんダナー。放送して大丈夫なのかコレ?
「多分ぎりぎりセーフだと思う」
じゃあ続き読むゾ……
『仲間のその妙な癖のせいで、私、結構ストレス溜まってしまいました。
しかも、最近になってその変な癖が他の仲間にも移ってしまって、
左右両方から先の部分をクリクリされるんです!
一体どうしたらいいんでしょう?』
こ、これハ……
「なんかルッキーニちゃんとエイラが両サイドに居るみたいな感じね」
何で私も入るんだヨ? 私はそんなに……その視線が痛いよサーニャ。
では、ズバリ言ってもイイカナ?
「赤のウィッチ」さんもクリクリやり返セ!
仲間の、同じ部分をクリクリしてやるんダゾ。
頑張って続ければきっと解決するゾ。
「エイラ、それってあんまり解決になってないと思う。そもそも、どうして……触るの?」
どうしてかっテ? それハ、きっと普段寝ている時じゃなくてもクリクリしてるからダナ。
サーニャも私の部屋を覚えてて、寝惚けてても必ず戻って来る事が出来るダロ? それと同じ事ダナ。
つまり、普段からクリクリしてるから、暗くて寝る時でも思わずクリクリしちゃうって事ダナ~。
イイネー、寝ても醒めてもいつでもクリクリ。
「エイラの、変態」
さ、サーニャ待っテ! ご、誤解ダッ!
とりあえず、ミーナ中佐の「リリー・マルレーン」を聞いててクレ!
急用を思い付いた! サーニャぁぁぁぁ……
さて、サーニャも何とか戻って来てくれたところデ……
「まだやるの、エイラ?」
まだッテ……いやそノ、今夜最後に告知をひとつするゾ。
次回より新コーナー開催ィ! を予定ィ~! その名も
エイラのカップル占い~
ぱちぱちぱちぱち~
拍手どうもアリガトなんだナ。単純に普通の占いじゃない所がポイントなんだナ。
カップルなら公認自認、自薦他薦を問わズ、私のタロットでズバリ占ってみせるゾ。
「何で普通の占いじゃないの?」
それハ……内緒。
「じゃあ、まずは私とエイラを占って♪」
いやそれハ……。帰ってからにシヨウ?
「楽しみにしてる」
う、ウン。……ともかく、皆さんのお便りをお待ちしてるんだナ。
このラジオはアナタのリアルな発言が生命線なんだナ。だから遠慮せずバンバン送ってクレ!
「それでエイラ……もし殺到したらどうするつもり?」
その時ハ、また考えるヨ。だっテ……
「自信持って、エイラ」
サーニャの優しさが心にしみるヨ~。
「エイラったら……」
さテ、ではそろそろお時間となりましタ、今夜はこの辺で。
最後に、「サーニャのうた」を聴きながらお別れデス。
end