ロマーニャ1945 だい・ばなーな


「チャオ~、バーナナッ!」
「わわっ!?」

 休暇をもらったけど特にすることも思いつかずに基地の敷地を歩いていたら、いきなり愛称で呼ばれて背中から抱きつかれた。
 こんな事する人間は1人しか思いつかない。

「フェデ姉?」
「ふふっ、大正解! んっ」
「ひゃ」

 首だけ振り返って名前を呼んだわたしのほっぺに笑顔でキスをくれるのは、我らが赤ズボン隊の隊長にして504統合戦闘航空団アルダーウィッチーズの隊長も勤めるフェデリカ・N・ドッリオ少佐。
 気さくで皆から好かれているこの少佐の事を、付き合いの長いわたしは"フェデ姉"と呼んでる。

「と、突然どうしたのっ!?」
「サトゥルナリアの時に時間取れなかったから、休暇の取れた今日という日にあなたに会いにきたのよ」

 抱きついた体勢のまま、制服の下からでも自己主張をするおっきなおっぱいを背中に押し付けるようにして囁く。

「今日……1月19日? わぁ……ありがとうフェデ姉!」

 日付にピンと来る。
 今日は私の誕生日!
 フェデ姉、憶えててくれたんだな~。
 すっごく嬉しい。

「プレゼントも持ってきたわ。渡したいんであなたの部屋に行きましょ」
「うんっ!」

 嬉しくてフェデ姉の言葉に二つ返事を返し、宿舎までスキップでご案内。
 フェデ姉は大きなバックパックにいっぱい何かを入れてきていた。
 きっとアレがプレゼントなんだろうな~。
 楽しみだな~。

「じゃ、ちょっとシャワー貸して。大荷物もって急いでたからちょっと汗かいちゃったわ」
「うん、いいよ~」
「バックパックの中身はまだ開けちゃだめよ~」
「うわ、生殺しはひど~い」
「ま、とりあえずこれでも食べて待ってなさいな」

 わたしの抗議にフェデリカが取り出したのは大きめのバナナ。

「わ、おっきい!」
「ふふん、504の隊員のコネで手に入れた扶桑は南洋島のナンヨーバナナよ。こっちじゃなかなか手に入らないでしょ」
「フェデ姉ありがとー」

 手をひらひらさせながらシャワー室へと消えるフェデ姉。
 わたしは目をキラキラさせながら舶来のバナナに向かう。
 うん、おっきい。
 でも、この大きさだと大味なんじゃないかって気がする。
 それにまだちょっと見た目が綺麗過ぎる。
 つややかな黄色と薄い緑に彩られたその表面はまだ熟れ方がちょっと足り無い気がした。
 でもまぁ、食べてみなくちゃわからない。
 わくわくしながら皮を剥く。
 案の定中身もかなり綺麗。
 はむ。
 かぶりつくと予想通りのちょっとしっかりした固めの歯ごたえ。
 とはいえこの状態ということを差し引けば甘さは及第点。
 南の島でお日様をいっぱいに浴びたバナナなんだろうなー。
 うん、これはきっと同じ物を一週間放置したものが食べたい。
 扶桑は羨ましいなぁ。
 タイワンバナナにナンヨーバナナ。
 戦争終わったら絶対にバナナの国、扶桑に行こう!
 おっきなバナナをじっくりともぐもぐしつつそんな事を考えている内に、シャワーを終えたフェデ姉が髪を拭きながら出てきた。

「ふぅ、お先にー」
「あ、フェデ姉」

 どうやら体の方を隠すつもりはないみたい。
 フェデ姉のナイスバディと控えめなわたしの体を見比べてちょっとため息が出そうになるけどその辺は人それぞれ、クヨクヨしても始まらない。

「もってきたナンヨーバナナどうだった?」
「熟れ方が足りない感じー。でも十分美味しいよ」
「あー、やっぱり? ま、とりあえずプレゼントはそれだけじゃないから今度はバナナがシャワー浴びてきて。その間に準備しちゃうから」
「私もシャワー? あ、エッチなことするんでしょ」
「ふふーん、それはどうかしら~」
「あは、フェデ姉えっちぃからエロスの相が顔に出てるよ。好きだからいいけどー」
「ふぅ……素直なのはいいんだけどもっと恥らいが欲しい気がするわ」
「あははっ、お互い様。シャワー浴びてくるね」

 そんな恋人同士というにもちょっとただれた感じの会話をしながらシャワー室へ。
 ゆっくりじっくり熱いシャワーを浴びる。
 まー、冗談ではなくエッチな事はするんだろうし、アソコは念入りに綺麗にしとこっと。
 うちのウィッチはジュゼといいフェデ姉といい女の子好きだよね。
 まー、わたしもだけど。
 ん……、そんな事考えながらアソコにシャワーを当ててたら変な気分が加速してきちゃった。
 でも、うん……我慢。
 たっぷり時間をかけてシャワーを浴び終わり、バスタオルだけ巻いて部屋に戻ると、そこには耐水性のあるっぽいシートが敷いてあった。
 バスタオルを肩がけにしただけの相変わらずあんまり身体を隠すつもりのない様子のフェデ姉は、そのシートの真中であぐらをかいて座り、傍らにミルクらしきものの瓶とバナナの房を幾つか置いて、太ももの上でジューサーを動かしている。

「わ、もしかしてバナナジュース? あは、うれしいなぁ。大好物~」
「あなたバナナ絡みならなんでも好きじゃないの……ちなみにバナナミルクセーキよ」
「ますます素敵! バナナはもともと大好きだし、フェデ姉が作っ……たんじゃなくて出所はルチアナ辺り? 美味しさ保障があるって言うのは素敵だねっ!」
「なんだかちょっと微妙なこといわれてる気がするけどまぁいいわ。それに、これだけじゃ無いのよ」
「えっ? ナニナニ?」
「504の戦闘隊長から色々扶桑の文化を聞かせてもらってね」
「うん」
「ちょっとえっちなおもてなし……ホラ」

 ジューサーの中で程よく攪拌されたちょっとドロリとした薄黄色の液体。
 フェデ姉は脚を組み替えて膝をぴたりと合わせ、少し体を反らせると、その液体を自分の胸元へとこぼし始めた。

「あ、こぼしたら勿体無いよフェデ姉!」
「いいのよ。ホラ、ちょうどここに貯まるでしょ」

 フェデ姉の言うとおり、胸元から流れ出した黄味がかった白濁の河は胸の谷間を渡り、おへその凹みを伝い、太腿と下腹部によって形作られた三角の器へと注ぎ込まれていた。

「ホントだ」
「ね、飲んで、ココから」
「なんか面白い。ちょっと変わっててドキドキする……」

 不思議な気持ちでフェデ姉のフトモモへと顔を近づけ、フェデ姉の健康的な身体によって生み出された器のその中心へと、唇を付ける。
 ぺろぺろ……ずずっ。
 ちょっと汚い音を立てながらフェデ姉特性バナナミルクセーキをすすった。
 なんか変な感じだけど、美味しくてドキドキする事は確か。

「ホラ、まだあるのよ~」

 そんな声と共に再び胸元からバナナミルクセーキが流し込まれる。
 フェデ姉は色っぽいからこういうえっちな雰囲気なのが似合うよなぁ。
 心地のいい声を聞きながら一生懸命啜る内に、ふと視界に気になるものが映った。
 フトモモの途中で肌色の変わるライン。
 ストライカーを長く穿いているウィッチ特有の日の焼け方、ストライカー焼けのラインだ。
 目に入ったその線を何気なく、衝動的にツツーっと指でなぞってみる。

「ひゃっ!?」

 そんな不意打ちにフェデ姉が驚き、フトモモが動いた。
 そうなるとこの三角形の器も崩れ、結果として中身がこぼれてしまう。

「ちょ、ちょっと……」
「んふ……いいから……んっ」

 折角のフェデ姉特性バナナミルクセーキが無為に失われてしまうのは勿体無いと思ったわたしは、柔らかくて張りのあるこのフトモモの隙間にぐいっと顔を押しこんで、現在進行形で彼女のお尻の下へと漏れ、広がりつつある黄色く濁った白の液体を飲み、すすり、舐め取った。

「ちゅ、ずず……ぺろ、ぺちゃ……ぺろぺろ……」
「あ、んっ、バナナ……エンリーカってば……んんっ、もう……」

 わたしがバナナミルクセーキの残滓を追うに連れ、フェデ姉の脚が開いて、身体を反らし腰を突き出すような姿勢になっていく。
 そんなフェデ姉の姿を可愛いと思ったわたしは、舌を這わせる範囲を大胆に広げていく。
 おへそに残る白濁を舐めとったり、内フトモモ甘噛みしつつ前髪が股間をくすぐるように仕向けたり、更にちょっと調子に乗ってその脚の付け根のヒミツの場所へと舌を這わせたり。
 ちゅ……ぺろり。

「あんっ……こ、こら……バナナ、そこは……んっ」
「ちゅ……んふっ、これが本当のフェデ姉特性バナナミルクセーキの味だね……ちょっと変な味だけど」
「んんぅ……もう、バナナったら……」
「えへ……お裾分けっ」

 シートのバナナミルクセーキを大きく舐めとってからフェデ姉のナイショの場所にも唇を突き出してこすりつけ、そのまま膝立ちに身を起こして流れるような動作でキス。

「バナナ!? んぅ……」
「あむっ……んっ……」

 後ろに手をつくことで何とかわたしのキスと体重を支える代わりに、抵抗の自由を失うフェデ姉。
 舌を挿し入れ、口内に残る白濁液と唾液、それからフェデ姉のエッチなおツユの風味をを送り込んでいく。

「んんっ……ぁ……んっ、んん……」
「んふ、んんんっ……んふぅ……」

 胸同士が触れ、使い込んで少し毛羽立った肌触りの悪いバスタオルの表面が、はじめからはだけられているフェデ姉の乳首を無造作にこすり、性感を加速していく。

「ん……ふぁ……」
「ふぅ……」

 十分なお裾分けを終え、口を離して膝の位置を変えずにおしりを落としてぺたんと座る。
 正面ではフェデ姉の顔がすっかり上気して、さっきよりもえっちな雰囲気を漂わせていた。

「もう、バナナははじめから調子に乗りすぎ。こぼしたら勿体無いじゃないの」
「ちょっとフトモモ触っただけでえっちにビクンてするフェデ姉がいけないんだよ。こぼれたの勿体無い」
「プッ……はははっ」
「あははははっ」

 二人でそんなことを言い合ってひとしきり笑ってから、フェデ姉が四つん這いでわたしに迫ってくる。

「フフッ……ねぇ」
「フェデ姉……」

 その姿勢と上目遣いの視線、突き出した唇の色っぽさに見とれた一瞬に、その唇が目の前まで迫る。

「鼻の頭……白く汚れてる」

 ちゅっ、と、鼻の頭にキスをされ、ぺろりと舐められた。

「フェデ姉……んっ」
「ふふ、ココもこんなにして」
「う、うん……」

 そのまま股間に手を挿し入れられ、粘膜を撫でられる。
 はじめから濡らして敏感になってわたしの方の準備は万端な感じで、すでに受け入れ態勢は出来上がっていると言っていい状態だった。

「ふふふ、口移しでバナナ食べさせてあげたりとかしたかったけど……もう、こっちでいいわよね」

 くちゅり、ぬるり。
 いきなり指先が核心を付いてくる。

「あんっ、フェデ姉……やら、しっ……んあっ」

 その妖しい動きが気持ちよくて、さっきのフェデ姉みたいに腰を浮かして体を反らしてしまう。
 そんなわたしの身体から、ふわりとバスタオルが剥ぎ取られた。
 ひんやりとした空気に裸身が晒されるが早いか、背が高くてスタイルのいい身体が覆いかぶさってきて、わたしはさっきのフェデ姉みたいには耐え切ることが出来ず、押し倒される。
 フェデ姉は右手でわたしのアソコをクチュクチュとかき回し、左手を背中へと回して背筋をついついとなぞり、その唇で乳首をついばむように吸い、いじる。
 いきなりの三箇所責めに、わたしはただ翻弄されるしかない。

「あああんっ、そこっ……いいっ! はぁんっ!!」
「本当にいいのはこれからよ」

 一旦責めを止めたフェデ姉が、まだかなり緑色が強い大きめなバナナを取り出し、目の前で剥き始める。

「フェデ姉……?」
「口を大きく開けて……はい、あーん」
「え、っと……それまだ食べるには早いよ……」
「ふふん、このくらいの硬さでいいのよ。こっちの口にはねっ」

 そういうと手に持ったバナナを下腹部に向ける。

「はい、あーん」
「え、ちょっとぉ!?」

 フェデ姉の左手が股間に滑り込んだと思ったらアソコをくぱぁってされた。

「フェ、フェデ姉っ! そこっ、口じゃっ……」
「下のお口って言うでしょ」

 凄くいい表情で親父っぽいことを言いながら手を進め、先端を「下の口」に当てると柔らかさを確かめるようにして何度かつつく。

「遠慮せずに食べて食べて~」

 ぐぷりとそのまま突き入れられた。

「ひゃあん!?」

 くぱぁされてる上にさっきまでの愛撫でとろとろに蕩けさせられていたソコは、外気のせいでちょっと冷たい太目のバナナを少しだけ変形させつつも飲み込んでいく。

「んんんんっ! お、おっきいよぉ……」

 激しい異物感に、くらくらする。
 おっきいしきついけど、今までフェデ姉やジュゼに色々と開発されてきてたせいか、なんだかそれすらも気持ちイイ。
 大好物のバナナ。
 剥き身のそれの、水気が少なくて微妙に凸凹した表面が、わたしの敏感な粘膜をじわじわと侵していく。
 大好きなフェデ姉。
 彼女によって繊細に繰り返される小さい前後のストロークも、わたしの快感を加速して心まで蕩けさせる。

「可愛いわよ、エンリーカ……バナナは美味しいでしょ」

 興奮して、えっちな色に染まったフェデ姉の声。
 答えるわたしも、もういっぱいいっぱい。

「ああっ、うんんっ……おいし……ば、なな……おいしっ! あああああんっ!!!」

 いよいよバナナはわたしの中の奥まで到達して、子宮口のある一番敏感な辺りを柔らかくつつき、こすり始める。
 四つに剥かれて中途半端に残ってる皮も曲者で、左右に広がった部分はフトモモをさわさわと撫で、上の部分は襞が緩み包皮がめくれて頭を出したカチカチの陰核の先端を忘れた頃に限ってこすりあげる。
 こんな食べ方知らなかった。
 バナナが美味しくて、もう飛んじゃいそう。

「あっ、あっ、あっ……わっ、たしぃ……もっ、いっちゃ……あぁん! いっ……ちゃうっ! いっちゃうよぉっ!!!」
「いいのよ、もっと素敵な表情を見せて頂戴、わたしの可愛いバナナ!」

 わたしの中のバナナの動きが一気に加速して、やわらかたいそれがお腹の中で激しく踊る。
 既に異物感は消えて、美味しいバナナを素直に美味しいと感じながら、意識が弾ける瞬間を待つばかりだった。

「さぁ、イッちゃいなさい!」

 フェデ姉の食べさせてくれるナンヨーバナナが、大きなストロークで上下や回転の動きも加えられながら突き込まれた。
 それが合図になって、わたしの性感が一番高いところまで押し上げられた。

「ふぇ、ふぇ……でねぇっ! す、すごぉ! い、いっちゃ……あんっ! ああっ! はぁんっ! あんっ! あっ、あっ、あっ……はああああああああああああああああん!!!!!!!!!!」

 派手に叫んで絶頂を迎え、心地よく意識を手放す。
 どこか遠い所でフェデ姉が「あ……やばっ」なんて焦った声が聞こえた気がするけどそれすらも今のわたしにとっては子守唄みたいなものだった。


 ――――。
「ん……んんっ、ぁん……んぅ、あるぇ?」

 アソコが気持ちよくて、目が覚めた。

「あ、おきた?」

 正面にフェデ姉の顔。
 その手前には割り開かれたわたしのフトモモ。
 どうやらわたしは俗に言うまんぐり返しの姿勢になっていて、真上を向いた下の口をフェデ姉が弄ってるみたい。

「あぁん……フェデ姉? えっちすぎぃ……」

 寝てる女の子にまでそんなことするなんて、フェデ姉ってばえっちすぎる。
 まぁ、わたしは好きだからいいんだけれど、他の娘にこんなことして無いかがちょっと不安になったりはする。
 でも、なんか弄られてるにしても変な感じかも。
 異物感というか、何かがいっぱい詰まってるというか……。

「フェデ姉、なんか入れたでしょ」
「え、ええと……それが……入れたと言うか、出ないと言うか~……あはは」
「え、どういうこと?
「あー……つまりコレ」

 と、フェデ姉が見せたのはバナナの皮。
 よくよく見てみるとそれは皮だけじゃなくて、下のほう四分の一くらいは中身も残っている。

「えっ、と……もしかして」
「つい力が入って……」
「わたしのナカにバナナ残ってる!?」
「あはは、その通り~……テヘ、美味しいでしょ」

 テヘっと笑ってウィンクして舌を出すフェデ姉。
 そういう表情は似合ってるんだけど……。

「テヘじゃ無いよフェデ姉!」
「わ、わかってるわよ。だからこうして取り出してるんじゃない……ぐりぐりっ、てね」
「あっ、ああん……フェデ姉ってば……もうっ!」

 まんぐり返しの体勢から後転の要領でくるっと回って身を起こす。

「バ、バナナ!?」
「ていっ!」

 わたしのアクションの拍子に身体の中でぐにゃりとその身を躍らせるナンヨーバナナの成れの果て。
 それが作り出す何とも言えない異物感と快感によって腰砕けになる前に、早業に驚くフェデ姉を押し倒して両手でおっぱいを揉む。

「あんっ、バナナってば……ああんっ」

 その嬌声のボリュームのツマミを捻るが如くおっぱいを激しく揉みしだき、脚の間へと強引に膝を差し込んでフェデ姉の下の口の様子を確認する。

「ひゃっ! ちょ、ちょっとぉ……んむっ」
「んっ」

 わたしのペースを不動の物にする為にキスで口を塞ぎ、右手を横に落ちていた手ごろな大きさのバナナへと伸ばし、キスを継続しながら、片手で皮を剥いていく。
 我ながら器用だなーとどうでもいい事に感心し、剥き終えたバナナをおもむろにフェデ姉の股間へと宛がった。

「んはっ! ちょ、ちょっとバナナ! どういうつもり!?」
「はいっ、ドッリオ少佐から頂いた美味しいプレゼントをフェデ姉にも振舞いたいと思っております!」
「ちょっ……バナナ!? タラントラっ! ああん」
「ふふふ、フェデ姉の教えてくれたバナナの食べ方、すごく美味しかったよ~」

 押し付けたバナナを、濡れそぼったフェデ姉の下の口へと押し込んだ。
 わたしのものよりも熟れて大人っぽいソコは、さっきまでの愛撫で良くほぐされていた事もあって、あっという間に飲み込まれていく。

「あっ、ああっ、あんっ、ひゃあああああああああああああんっ!!!!!!」
「うりっ、うりっ、ていっ」

 容赦なく根元まで食べさせたあと、さらに出っ張った部分を指で押しつぶすようにしてフェデ姉の下の口にぐぷぐぷと指を挿し入れる。
 頃合かな? って思ったところで行為を中止して膝立ちで身体を持ち上げる。

「へへーんだ、どう? フェデ姉?」
「ちょ、ちょっと……バナナってばこれじゃ2人ともアソコが大変じゃない! 名誉ある赤ズボンがバナナとエロい汁で汚れちゃうでしょ!」

 ちょっと焦って、ちょっと怒った様子のフェデ姉が一気にまくし立てた。
 いつも余裕のある表情をしてる人だから、こういうのは新鮮だよね。

「取り出せばいいじゃん。フェデ姉わたしのところから掻き出そうとしてたでしょ」

 わたしは笑顔で返す。

「む……そりゃそうだけど……」
「2人で掻き出して、食べっこすればいいと思うな~」

 わたしはフェデ姉の匂いとかすごく好きだし、フェデ姉だってわたしにそうしようとしてたんだからきっと問題ないよね。

「はぁ……何よ、わたしよりよっぽどバナナの方がえっちじゃない」
「えへへ、フェデ姉から言われると褒め言葉だなぁ」

 わざとらしいため息をつくりつつも案の定まんざらでもなさそうな気配。

「じゃ、ふたりで……」
「ご馳走しあおっ」

 息の合った掛け合いで頷きあってから、わたしが上、フェデ姉が下のシックスナインの体勢へ。

「あむ……んんっ、んあっ……」
「ひぅっ……んぇ……はぁんっ」

 そしてどちらからとも無く指と舌でバナナを掻き出し、愛液をすすった。
 お互いに弱い所をつつき合うことも忘れないから、あっという間に性感が高まる。

「ば……ななっ、あっ! そこっ! いいっ! あんっ!!!」
「ふぇ……ねぇ……んんっ! お、おいしっ! そこっ……ひゃぁっ!!!」

 掻き出して互いの味付けのバナナを食べるよりも、喘ぎ声を上げる時間の方が多くなるまでには5分とかからなかった気がする。
 でも、快感に揺られてふにゃふにゃになっても、無意識に指を動かすのを止めない、止められない。
 だって、動かし続ければ、弄り続ければお互いに気持ちよくなれるってわかっているから。

「ねっ、バナナッ、えん……りーかぁ、そこっ! もっとそこっ! あんっ! ああっ! いいっ! いくっ、いくっいっ茶う~~~~~~!!!!!!!!!!」
「ふぇ、ふぇでっ……わらひっ、もっ、きちゃ……きちゃう~~~~~~!!!!!」

 二人で仲良く絶頂。
 余韻が抜けて呼吸を整ったあとは再びどちらからともなく指と舌を動かし始め、同じことを繰り返した。
 女の子同士は底なしだ。


 ――――。
 たっぷり時間をかけて互いのご馳走を終えたわたし達は、ふたりで狭いシャワー室にいた。
 色々汚れちゃった身体を流しているのだ。

「本当はさ、はじめのバナナミルクセーキの飲み方、お酒でやるみたいだったのよね。でもあなたはお酒よりあれの方が良かったでしょ」
「うん、あれでよかったよ」
「でも、タケイはワカメ酒って言ってたけど……何でワカメなのかしら?」
「ワカメ? どっちかっていうとわたしならワレメかなぁ」
「あははっ、そうね」
「あっ、じゃあさっ、じゃあさっ! 今度フェデ姉の誕生日にでもわたしがフェデ姉好みのワインかなんかでそのワレメ酒ってやつをしてあげる!」
「あはっ、いいわね。すっごく楽しみ!」
「ねぇフェデ姉……」
「なぁに? バナナ?」
「んふー、大好き!」

 熱いシャワーを浴びながら笑顔で抱きついて胸に顔を埋めた。
 肌がこれだけ密着しちゃうとあれだけやったというのにまたもやムラムラと劣情が湧いてくる。
 でもまぁ、今日はわたしの誕生日だし、いいよね。
 上目遣いで視線を合わせたフェデ姉もわたしの想いを悟ったのか、やれやれという表情で「いいわよ」と言ってくれた。
 どうやら二人の休日はまだまだ終わりそうにないみたいだった。


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