√01「はじまりの詩」
~プロローグ~
未来はまるでわたぐものよう
ふわふわしていて心地よく
ぼんやりとして触れることは叶わない
でもね ながめているだけでは置いていかれるもの
だからあなたはとびつづけるの この広い空を
あなたに出会うその日のために……
愛しのあなたへ捧ぐ詩
~起床~
私は目覚める、なにやら夢をみていた気もするけどはっきりとした記憶はない。
私はふと考える。あの夢はどこから来て、どこへ消えていくんだろう。
そして私は考える。私の存在について。
今ここに在る私はひょっとして誰かがみている夢なんじゃないか。
たとえこれが現実だとして私は何者なのか?何故ここに在る?
ん?以前にもこんな事を考えた気もする……デジャヴ?
まぁよくある事なんだな。
私は頭に靄がかかった時、その身をカードに委ねる。
テーブルからタロットを持ち帰るとその中から22枚の大アルカナを抜き出しベットの上に広げた。
ゆっくりと両手でのの字にシャッフルすると、その混沌とした運命の渦から一枚を引き出した。
私は真ん中から数えて……
★一枚目のカードを引いたんダナ。
→
√20へ
★二枚目のカードを引いたんダナ。
→
√16へ
★三枚目のカードを引いたんダナ。
→
√17へ
★四枚目のカードを引いたんダナ。
→
√13へ