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√21「選択の余地」


「ボロネーゼが好きなんダナ」

私はそう叫んだ。リーネはマルガリータと答えてやられた、ならば答えは一つだ。

「そうか、エイラも‘まだ’我が妹達の軍門には降っていなかったか。ならばこの私自ら」

失敗ったか……バルクホルン大尉の髪が銀色に染まり、両目は赤く輝き出す。
この姿はもしかしてバンパイア!だから最初に風呂の誘いを断って、ハーブで浄化した浴槽に浸かってやり過ごしたのか。
この事件の元凶はミーナ隊長ではない、黒幕はバルクホルン大尉だったんだ。
そう気付いてももう遅い、私に残された最後の選択はこの身を呈してサーニャを逃がす事だけだった。
サーニャ、愛しのサーニャ無事逃げ延びて……サーニャは逃げようとしなかった。

「おやめなさい!エイラへの手出しは許しません」
「もう遅いのですよサーニャ様、この者は私との契約を承認したのですから」

何を言ってるんだこの二人は、サーニャ……様?契約?
呆然と立ち尽くす私の肢体をバルクホルン大尉の怪力が締め上げる。
「さぁ早く‘お姉ちゃん’と呼んでおくれ」
バルクホルン大尉はそう言いながら私の首に噛み付いた。

そして私は……

★意識を失ったんダナ。
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